こんにちは、ますメディアの著者:ふみ(Twitter:@masumediacom)です。
今回はブログ初心者の方が間違えやすいキーワードの選び方について詳しく解説していきます。
キーワードの選び方はどのように行っていますか?
「競合ブログが多すぎてキーワードをどうやって選んだらいいか分からない、、」
「キーワード選びよりも本文の作成に時間を使うべきでしょ!」
「キーワードは選んだけどもキーワードをどう扱っていいのか分からない。。」
そう感じている人は多いはず!
これを読んでいるあなたもそうではありませんか??
今回はそんなあなたのためだけにこの記事を書いたので最後まで読んでくれると嬉しいです。
[rtoc_mokuji title=”” title_display=”” heading=”” list_h2_type=”” list_h3_type=”” display=”” frame_design=”” animation=””]
そもそもキーワードとは
ところであなたはどんなときにネットでモノを検索しますか?
おそらくこんな時じゃないでしょうか。
- 人気なレストランを探すとき
- 新幹線の時間を調べるとき
- 近くの病院を探すとき
etc..
このとき上記の1つ目なら検索画面には、「レストラン 人気」
2つ目なら、「新幹線 時間」
と入力しますよね。
この入力するワードのことを「キーワード」といいます。
つまりこのキーワードの奥にはユーザーの検索意図が隠れており、またユーザーの悩みが顕在化したものになります。
(このユーザーの検索意図についてはこちら。)
キーワード選定をするべき理由
ではなぜキーワード選定をする必要があるのでしょうか?
「キーワード選定なんかよりも本文の作成に時間を使うべきでしょ!」と考える人もいるかもしれません。
しかし、キーワード選定はコンテンツ(記事)作成の8割と言っても過言ではありません。
それはなぜか。
自分よりも強い競合を避けて、そして自然検索で自分の記事を見つけてもらうためです。
ちなみに自然検索とはGoogleの検索エンジンにキーワードを入れて検索することです。
自分の記事を見つけてもらうため
例えば極端な話、あなたが高校生向けの英語学習についての記事を書いたとしましょう。
そしてその記事のタイトルが「中学生向けの英語文法学習」だったらどうでしょうか?
タイトル中に「高校」というワードが入っていないためネットで検索してもおそらくヒットしないでしょう。
これは極端な例ですが、記事の内容に則したキーワードを選んでタイトルをつけることは、あなたの記事をユーザーに見つけてもらうためにとても重要な要素です。
自分よりも強い競合を避けるため
またキーワード選定するにあたり、あなたよりもはるかに強い競合を避けるということをしなくてはいけません。
同じキーワードでGoogleの1ページ目に表示されるサイトが全て企業サイトやドメインパワーが強いサイト(上位表示されやすい強いサイト)では到底たちうちできません。
そうした競合を避けるためにもキーワード選定をしなくてはならないのです。
キーワードの選定
キーワードの候補を出そう
それではどのようなキーワードを選んだらいいのでしょうか。
まずはあなたのブログのテーマに則していて、あなたが記事で書きたいキーワードをできるだけ多く出します。
例えばブログのテーマがファッションならキーワードは「アウター トレンド」、テーマがwebマーケティングなら「SEO 対策」などとなります。
ここで出したキーワードはまだ最初の候補の段階です。
ここからキーワード選定に磨きをかけていきます。
ツールを使って候補を増やす
先ほど出したキーワードの候補をここではさらに増やしていきます。
キーワードの候補を増やすのに便利な無料のツールとしてラッコキーワードをおすすめします。
ふざけた名前ですがこれはかなり便利なツールです!
ラッコキーワードでキーワードを検索するとたくさんの複合キーワードが出てきます。
例えば「SEO 対策」と検索してみましょう。
するとこのように多くの複合キーワードが表示されます。
次に右上の「全キーワードコピー」からキーワード一覧をコピーしてGoogleスプレッドシート(wordのGoogle版)で見ることができます。
ところで、なぜキーワード選定で「SEO 対策」から「SEO 対策 ○○」にするのかというと、「SEO 対策」のようなミドルキーワード(検索回数が多いキーワード)では競合が多く、上位表示させることが難しいからです。
このように語句が多く、長いキーワードの事をロングテールキーワードといいます。
ロングテールキーワードは大体3~4語句のからなるキーワードのことをいいます。
それ以上キーワードの単語数が多いと、逆に検索ボリューム(検索される回数)が少ないので逆にあなたの記事にたどり着く人が少なくなってしまいます。
キーワードプランナーで検索ボリュームを調べよう
ここからはキーワードの候補を絞っていく段階に入っていきましょう。
まずは先ほどラッコキーワードで調べたキーワードで気になるキーワードの検索ボリュームを調べていきます。
なぜ調べるのかというと、これもまた強い競合を避けるためです。
ここで使うツールがGoogleキーワードプランナーです。
まずこの「検索ボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
次に先ほどラッコキーワードでコピーした全キーワードをここに貼り付けて、「開始する」をクリックします。
するとこの画面になるので、この赤枠の月間平均検索ボリュームを見ます。
月間平均検索ボリュームは1ヵ月間の平均の検索ボリュームを表しています。
ブログを始めて間もない人は検索ボリューム(ここで言うところの月間平均検索ボリューム)が10~100のニッチなキーワードを選ぶとよいでしょう。
ニッチなキーワードで競合を避け、確実にアクセス数を積み上げていくのが無難です。
また、検索ボリュームが1万などのビッグキーワードを狙うのは※ドメインパワーが強くなってからにしましょう。
※次の段落で解説
ニッチなキーワードを選んだら、Googleスプレッドシートなどに整理して見やすいようにしておきましょう。
Mozを使って競合のドメインパワーを調べよう
先ほど少し触れましたが、ドメインパワーとは簡単に言えば、サイトのGoogleでの上位表示されやすさ・強さを指します。
Moz(モズ)というツールを使うことで競合サイトのドメインパワーを調べることができます。
まずはMozの登録から始めましょう。
初めに赤枠のログインをクリックします。
この画面に移ったらクリエイト アカウントをクリックします。
次にメールアドレス、名前、パスワードを設定して、黄色いボタンをクリックしてアカウント作成をします。
すると登録したメールアドレスにこのようなメールが届くので赤枠のボタンをクリックします。
次にMozBarをGoogleクロムに拡張機能で追加するために赤枠のボタンをクリックします。
最後に①の拡張マークから②でピン留めしてMozの設定は完了です。
ここまでで私も記事の執筆に疲れてきましたが、早速Mozを使ってドメインパワーを調べていきましょう!
Mozの拡張機能はこのボタンでオン・オフ切り替えられます。
ではMozをオンにした状態で、例としてGoogleで「SEO 対策 初心者」というキーワードで検索してみましょう。
するとこのような検索結果になり、この赤枠の数値がドメインパワーです。
この56、27という数値はブログ初心者からするとかなりの強敵と言えます。。
ブログ初心者がキーワード選定を行う場合、検索結果の1ページ目にドメインパワーが1~10くらいの個人サイトが3つ以上あるキーワードを狙うと上位表示を狙える可能性が高いです!
また、ドメインパワーはあくまでも目安であり、絶対的な数値ではないので参考までにしましょう。
このようにして気になるキーワードの候補の競合の強さを調べることができます。
キーワードを決定しよう
やっとここまできましたね。。
ここまでキーワードを絞ったらあとはその中から最終的なキーワードを選びましょう!
将来的にリライト(記事の改善)する場合、その時はまたキーワードを考え直す必要がでてくるかもしれませんが、ひとまずここまででキーワードの選定は終了です。
お疲れさまでした!
無料で使えるツール紹介
今回の記事では登場しなかった、キーワード選定で使える無料ツールを紹介したいと思います。
- Ubersuggest
- aramakijyake
- サジェストキーワード
- 関連キーワード
- Yahoo!知恵袋
これらが代表的なものになります。
今回はこんなものもある、という紹介で留めますが、下記の記事で詳しく解説しているのでよろしければご覧ください。
(無料で使えるキーワード選定ツールについてはこちら。)
まとめ
いかがだったでしょうか?
キーワード選定って思ってたよりすごく泥臭くて大変じゃなかったですか?
キーワード選定はコンテンツ制作の8割を決めると言われるゆえんが分かったのではないかと思います。
キーワード選定の意義は、強い競合を避けて、着実にサクセス数を集めるためだといえます。
慣れないうちはキーワード選定だけで丸1日かかってしまうこともあるかと思いますが、要領をつかめばだんだん早く行えるようになると思います。
良い記事作りは良質なキーワード選定から!
妥協せずに納得できるキーワードを見つけ出しましょう!
それでは次の記事でまたお会いしましょう。
著:ふみ
コメント